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朝の静けさの中に
沸き立つように
その丘はざわめいた
光に背をむけるもの
ただずむもの
白の使者
空間に舞い伸びる踊り手たち
待っていたのだ
かの地に向かう光の風が
今あなたの魂
どんなときにも芽生えている
どんなときにも、そうまた朝がくる
光を求める心
光に顔を少しでもむける勇気
あせらずに朝を迎える丁重心
どこかで静かにお湯が沸いている
湯気にまどう螺旋が
今日の最初の音符
朝は豊かに与え続けている
白き友はどれも「わたし」
どれも「あなた」
愛にふるえ
今日を「舞って」いく