ゴダイゴのギタリスト・ベーシストとしても活躍されている吉澤洋治さんと12月21日(土)に町田のInto the BlueでDuoの演奏をさせていただくことになりました!

 

前衛的即興というような方向での試みです。

おりしも、クリスマスの直前の土曜日。

人々のさまざまな心と魂の高まりが静かに光を仰ぐような時間、何かとても深いものに出会えるような気もしてとても楽しみにしています。

 

吉澤洋治さんは、海外でのご生活経験も長く、マインドは英語の方で政治学、哲学にも大変造詣の深い方なので、音楽、芸術の話をしていても貴重なお話を聞かせていただています。

 

私の方は特にPopsJazzボーカル的な発声に関して最近大きな気づきがあり、色々また今こそ歌いたい、と思っていた矢先にお声がけいただきました。

声以外にも自作楽器やピアノなども使用する予定です。

 

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吉澤洋治さんのBlogページでもご案内いただきました。

以下、吉澤洋治さんのブログより引用です。

“新規プロジェクトとなる、山川氏とのDuoではエレキギターで前衛的な音空間の創造ライブになります。山川さんは、Vocalの他、ピアノや自作楽器での参加です。また、Vocalと言うより声を使ったパフォーマンスができるアーティストと言った方が適切でしょう。私も通常お聴かせしているようなプレイとは一味違ったものでコラボに参戦します。”

 

吉澤洋治 (Gt)x山川英毅(Vocal) デュオライブ 12月21日(土) 19時半より。@町田Into The Blue

= =12/9追記===

ゴダイゴのギターリストとしてもご活躍中の吉澤洋治さんとの12/21の町田 Into The Blue での初共演! 吉澤洋治さんのブログで再度ご紹介いただきました。

 

(以下引用)

  • “今回、共演をするにあたって、内容について私から唯一のお願いは、「お好きにやってください」でした。「グランドピアノがあるので使ってみても良いのでは?」、「ボーカルで創作された詩や、『言語』を使うのもありではないでしょうか?」、その程度のお話をさせていただいただけで、曲や、主題などはまったく自由に臨んでいただくことになります。 どのようなコラボレーションになるのか?私の方から事前用意する内容は多少あっても、実際にそれを当日使うかは未定ですし、その場で、彼との化学反応で出来上がってくるものは多くなるでしょう。”

 

ゴダイゴのギターリストとしてもご活躍中の吉澤洋治さんとの初セッション。吉澤洋治さんは英国育ちで、米国で哲学・政治学の学位、MBAも取得しておられ、思想・哲学関連の話をしていても敷衍して広がる話題にはついていけないくらい(?!)色々刺激をいただいている。ゴダイゴでのご活躍のようなポップな王道の表現を行いながら、同時に音楽に可能な別の何かも「哲学的」な思惟を行いながら模索されている。

 

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先日、詩人の方々とのセッションをしながら、私が殊に10代のころ本当に深い影響を受けた武満徹の「遮られない休息」というピアノの曲を思い出していた。武満が敬愛した詩人・美術評論家の瀧口修造の詩の題名に基づくこの曲には、内省して何か深いものを紡ぎ出すときに共通する厳かな時間に隣り合う何か、があるとも感じていて、表面的な音楽の語法の解析とかを超えて、私はこの曲を偏愛していた。

 

武満さんのご生前、私がまだ10代のころに一度だけお話する機会があり、この曲と武満さんへの勝手な片思い(?!)を告白したら、「あれは昔の作品だから。。」と言われていた。

 

武満さんを聞き始めた多くの若者がストラビンスキーが絶賛した「弦楽のためのレクイエム」という最初期の作品が好きです、と言うのを聞くのに辟易している反応と同じようなものかもしれなかったが、私にとっては今だに、恋愛以上に人生でもっとも緊張した告白(?!)だった。

武満さんの著作などに記されているが、武満さんはもう一度生まれ変わるなら演奏するプレイヤーになりたいと語り、優れたJazzプレイヤーの即興で生まれる音楽の生命的瞬間へのあこがれを語りつづけていた。

 

またなにより「歌」、素朴な肉体「声」の中にも固有に開かれていく可能性も感じ、新たな生命的音楽を常に「実験的」、「前衛的」に模索されていた。

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いわゆるクラッシック音楽の文脈での現代音楽、現代曲作曲の才能ある名手諸氏のような、精緻な追従、追求などは私にはもちろんできませんが、「前衛的 / 実験的」という言葉は武満徹氏の中にあったような意味で是非感じ続けていたいと思っています。

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前置きが長くなりましたが、こころざしはそのような思いで、「前衛的 / 実験的即興」を試みます。

 

おりしも Xmas 直前の週末。深く懐かしいものにも呼び出されているような気がしています。

 

町田Into The Blue予約ページ

(ご予約、スケジュール情報):

http://intotheblue.info/reserve
http://intotheblue.info/event/5337?instance_id=33910397

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We had a great time in all improvisational performance with Yoji Yoshizawa (Gt) in “Into The Blue” last night! We continue to develop this style in next year hoping to have more “radical” variations!!
全部即興だったので、冬至の夜の幻想(?!)と、サウンドチェックの時の浜辺のシャンソン(?!) のようなサウンドとテーマが気に入ってはまってしまい(笑)、自作楽器や他の機材もあまり登場する機会がない流れになりましたが、見守っていただきました皆様、本当にありがとうございました! でもやりたかった新たな領域での試みをスタートすることができました。来年2月 (2月22日 (土) 14:00~) にもまたやります!胸を貸していただくような寛容さで共演いただいた吉澤洋治さん、町田 “Into The Blue” の小俣修さん、スタッフの皆様、ご来場の皆様に心から感謝しております。ありがとうございました!

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Yoji already inspired me a lot new ideas for our next session. It will be also spontaneous and improvisational, and more elements & “story” !! So I’m so excited to do it again in next year on Feb 22th!!
ゴダイゴでもご活躍の吉澤洋治さんとの Duoライブ、次回は2020年、2月22日(土) 14:00 より町田の Into The Blueで行います!
次回はさらにすてきな”物語” (ストーリー)もお伝えできるかもしれません!!今から私はワクワクしております!
 
吉澤洋治さのブログ 記事: 完全即興ライブ無事終了しました

ブログ記事より

「まだ改善の余地は無限にあります。なにしろこのフォーマットで音を共作するのは今回が初めて。これからが楽しみです。山川さんも私も「心の中のストーリー」を音にするというスタンスを同じくする者同士、今後に乞うご期待。暖かく、このユニットの進化を見守っていただければ幸いです。」