出演した伴田良輔監督の短編映画「YOROBOSHI Lost in the darkness」がドイツのマンハイムアート映画祭で審査員特別賞(honorable mention)に選ばれました!「Amazing!まったく新しく、これまでに見たことがない作品」とのコメント付き! 私は父親役で歌いながら演じています(フヤラ笛も吹いてます)。盲目の息子役はストット怜さん!

【弱法師 Lost in the darkness の予告編は以下】↓↓
https://youtu.be/HZFCgZnrDDY
===
伴田良輔監督が下記で書かれているように前夜に監督のアイディアを聞いて共感、意気投合し、翌日にやった本当に一回の即興がそのまま作品になりました!振り返るとすべては伴田良輔監督の虚世界にも貫入するすさまじい想像・創造力によって深く仕込まれたものに、私たちは引き出されて行っただけだったとも思えるのですが、監督からも「盲目の法師と、幼い頃にその法師を捨てた高名な父親の偶然の再会という能「弱法師」のストーリーを、血脈の心理劇ではなく、闇と光をめぐる狂気の一幕劇にしたいというぼくの説明を、この二人はその深い解釈力と身体力で、まさに即興の源からたちあがるような、おどろくべき光景をつくりあげてくれました。おそるべき二人です」と身に余るお言葉をいただき感激です!


この撮影の本当の直前にも最上和子さんの原初舞踏の野外稽古があって、その稽古での深い気づきも奇跡的に連携して生まれたモーメントでもありました!
私たちは原初舞踏を行ったわけではないのですが、最上さんの原初舞踏の稽古によって深化していっている身体のこのタイミングだからこそ行えた演舞だったと思います。

