息子のアイトが 2 歳10ヶ月のとき青空に浮かぶ不思議なかたちの雲を見上げて言った。
「十字架みたい..天使がおりてくるの」
本当にそんなかたちの雲が高く抜ける青空に浮かんでいて、二人でしばらくのあいだ目と耳を澄ましてただずんだ。
当時、2歳と1歳の小さな子供たちのはげしい変化と成長に向き合う日々の中で、私自身、自分の非力さ弱さも、とことん感じていたので、「この子たちをもっとささえ、もっと愛せる勇気と力を与えてください」という言葉と想いは自分自身の日々をも何とかささえるための切実な祈りだった。
そんな思い出のつまった、つぶやき子守唄のような小さな歌「空の歌」を「山川愛渡と愉快な仲間たち」という彼の新たなプロジェクトの第一弾に、彼の音楽高校時からの親友であり、私も大好きで大ファンのすばらしいピアニストである佐々木飛鳥さんと演奏してくれた。
愛渡、飛鳥、本当にありがとう!!
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(歌の歌詞は以下です。)
「空の祈り」
空の静けさが心におりてくる
天使といっしょに歌い祈ります
愛おしい命たちをもっと愛せますように
神さま今日もいっしょにいてください
空の青さに耳をすませば明るい静けさ心に満ちてくる
揺れ動く出会いの中で支えあって歩めますように
神さま今日もいっしょにいてください