山川愛渡 (Vocal) とピアニストの播馬琴羽さんが、私の「祈りはいつでも」という曲を演奏してくれました!https://youtu.be/hYs2YIylbVA
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Bostonにいた際に、色々な教会のサービスやミサで歌う Church Job をしていた。色々な種類の教会でありながら、伝統的なメンデルスゾーンやブラームス、ヘンデルなどの作曲家の宗教曲の名曲はどこでも歌われるし、現代の Sacred Music、Church music の作曲家の層も厚く、すばらしい作品も本当にたくさんあってびっくりした。ディズニーの名曲ですら、よい音楽であれば holy な内容の歌詞を勝手につけて歌ってしまう節操のなさ(笑)、さすがアメリカと苦笑しながらも、生きた音楽の現場として豊かさを感じた。教会にきて私のソロをきいてくれたおばあちゃんに「今日は本当にありがとう!私は教会には良い音楽、歌声を聴きに来ているよ。いい音楽や歌声にきいているだけで癒されるから」というようなことを言われることもあって、声を通じてつながる一期一会のささやかな出会いもうれしかった。
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そんな体験の中で、英語ではなく、歌いながら自分にも呼びかけ、自分も元気づけるために日本語で歌を作りたくなった。
「祈りはいつでも」はそうした曲の1つなのだが、「主 = Lord 」などという言葉と呼びかけを含んだ歌は、私が日本にだけ暮らしていたらおそらく作ることはなかったような気がする。内面の神的に深い方向への沈潜、祈りといったものは、それまでの私に親しい感覚の中では、むしろ人称のないようなものだったのだが、その方向に人称的な方向性で呼びかけを行うような歌を作り始めたことも、Bostonでの歌うことをめぐる生きた体験、生きた愛する人たちとの出会いの中で開かれた豊かな広がりだと感謝している。
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「祈りはいつでも」は20年近く前に、チェリストの天野武子さんらの弦楽四重奏との共演で、私自身が歌ったことがあった。
その頃に生まれたばかりだった愛渡が、彼の解釈とスタイルで播馬琴羽さんと今回のような “祈りの声” にしてくれたこと、本当に心から感謝します!
愛渡、琴羽さん、本当にありがとう!!
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(歌詞は以下です)
「祈りはいつでも」作詞・作曲 山川英毅
1) 祈りはいつでも遠い場所ではなく
小さな想いの中で息づいてる
隠れた優しさに気づきともに笑い喜ぶ
想いを抱きとめるまなざしは
主とともにある祈り
2) 想いはいつでも場所や時を超えて
大きないのちにつながってるトンネル
わかち合ったかなしみ
迷い求めた願い
想いあう心のあたたかさに
主の豊かなまなざし
3) 愛はいつでも特別なときでなく
ちいさなあなたのこころの中でうまれる
声にならない「ありがとう」
見守る想い いたわり
人をつなぐすべてのゆたかさに
主の愛があふれてる
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【以下は山川愛渡のページのメッセージです】高校生の頃からずっと伴奏をしてくれていて、僕にとって最も気心の知れた伴奏者である播馬琴羽と、父親が昔作った曲を演奏しました。山川英毅『祈りはいつでも』ピアノ:播馬琴羽 Kotoha Harima 歌:山川愛渡 Aito Yamakawa https://youtu.be/hYs2YIylbVA
『去年の緊急事態宣言時、入学したにも関わらず大学に行けない、人とも会えなかった頃、僕は、音楽を人と共に奏でることが、いかに奇跡的な時間であるかを痛感しました。日常の中にあった、アンサンブルや合唱という、人がいないとできない音楽の尊さを実感しました今、さまざまな工夫を凝らしながら、そういった音楽が行われるようになってきています。
僕は「人と一緒に音楽を奏でる」という奇跡の時間をもっと、その機会をもっと作りたいと思いました。しかし、何か発表する機会、本番がなければ「演奏しよう!」と声を掛けるのに明確な目的を与えられず、その機会を作るのが難しいと感じました。
そこで、「演奏を録音し、それをYouTubeで公開する」というのをある種の本番とし、一緒に演奏する目的とすることにしました!それがこのチャンネルのルーツであり、ミッションステートメントです。「人と人をつなぐ場所、人と人をつなげる機会をくれる場所」これからも、一緒に演奏してくれる仲間と共に、「一緒に音楽を奏でる」という奇跡の時間を積み上げていきたいと思います。』