2023年2月4日から正式に始まる、恵比寿映像祭2023 の内覧会に参加した。https://www.yebizo.com/


映像作家・現代美術家の大木裕之さんの恵比寿映像祭2023 委嘱作品、「meta dramatic 劇的」で音楽を担当させていただくことになっている。
大木裕之さんの紹介ページ↓↓↓
https://www.yebizo.com/jp/program/1742



実は既に大木さんの 28分の「初期」の映像は既にもう上映されている。これが会期の終わりの3/26までに変化していく過程で音楽やパフォーマンス (映像を<シテ> としてスクリーン横に <ワキ> のエリアも設置されている) が加わっていく (可能性がある)。現時点の映像を、〈全体的な生と世界のあり方〉を追求し続けてきた大木さんの上記リンクのステートメントと、この作品の構造に関する以下の大木さん言葉を念頭を受け止めていく時、明るくストンと落ちてくるものを感じた。


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(ライヴ〉の虚構/現実、〈言葉〉の虚構/現実、このふたつが、今の社会と個人の虚構/現実と混ざり合い、重なり合う。その危険と魅力の全体性を〈劇的〉にすることで、この作品は、有機的存在としての映像作品になるだろう。
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映像の中の著名な男性 (俳優?!) の現実のレアな場面に肉薄するカメラの眼。レイヤー化されてそこに去来する大木さんのパフォーマンス。。。「メタ・ドラマティック」がちょっと見えてきた気がしている。多分、今日のところは、これでいいんだと思っている。